ペンの指す先にあるもの

素直になれなくて、でも追いかけて

初めて献血に行ってきました

 

先日、ふと思い立ったので人生初の献血に行ってきました。今回は趣味とは関係の無い記事を初めて書いてみます。

 

献血といえば街中でよく見かける献血バス!と私も思っていたのですが、常設の献血ルームは全国色々なところにあって、東京都だと新宿や渋谷など10箇所以上!献血ルームでは色々なサービスが充実しているので、事前に調べておくといいかもしれません。私は有楽町の献血ルームに足を運びました。有楽町駅からすぐ、交通会館の6階です。

 

日本赤十字社 東京都赤十字血液センター

 

待合室は清潔感があって広々としていました。受付に行って「今日初めて献血なんです」とスタッフの方に伝えると、6ヵ月以内にピアスを開けていないか、最近海外に行っていないか、等簡単な確認があります。そして「体重は50kg以上ありますか?」という確認が。400mlの全血献血には体重が50kg以上あることが必要です。まあこの質問に「Yes」と即答したので、現在私の体重が50kg以上あることが読んでる方にバレちゃいました。てへ。来月コンサート控えてるので痩せます。(笑)

 

そして、スタッフの方とともに待合室の机へ。個人情報を記入して、初回の場合は本人確認が必要なので身分証を提示します。同意書の記入の時には丁寧に説明をしてくださったので非常に安心しました。

「以前から献血には興味があったんですが、なかなか機会が無くて」と色々お話したところ、「そういう方多いんですよ。最近の若い子だと自分の血液型が分からなくて、調べてみたいなんて理由で来られる方もいらっしゃいますよ」とお話してくださいました。

 

書類への記入が終わると、手首に番号が書かれた紙製のリストバンドが巻かれて、初めての献血であることがスタッフの皆さんにひと目でわかるように札を首から下げます。初回は体調を崩すことが多いらしく、帰るまで必ず首にかけておくようにとのこと。ロッカーに荷物を置いて、待合室で水分補給をするように指示されました。スマートフォンは持っててOKなのでスマホ依存の私でも安心。待合室にはカッブ式自動販売機が3台設置されていてそれが飲み放題なので、最高でした。種類豊富なのが非常に嬉しい。

 

暫く経つと、番号で呼ばれるので受付へ。右手中指の恐らく静脈認証の登録と、4桁の暗証番号を登録。タブレットで注意事項の動画を見て20問程の質問に答えます。その後は水分補給をして、セルフで血圧を測定。医師の問診を受けます。

 

日頃から低血圧の私、血圧で基準超えなかったらどうしようと少し緊張しましたが無事にクリア。最高血圧が90以上必要なようです。

 

医師の問診は過去に大きな病気をしたことがないか等の質問に答えて1~2分で終了。次は採血をして検査です。

 

看護師さんに両腕を見せたのですが、看護師さんの表情がちょっと曇ったのがわかります。血管が細くて幼い頃から採血や点滴の際は看護師さん泣かせでして、「やっぱり細いですかね……。入りますか?」って私も苦笑い。担当の看護師さんは「〇〇さ〜ん!ちょっといいですか?」ってベテランさん呼んでました。あるある(笑) ベテラン看護師さん曰く「右のここで一か八か入るかな?」と。なので左腕で検査のための採血をしてもらいました。必死で手のひらグーパーしました(笑) ヘモグロビンの値は楽勝で基準超えてたので、いよいよ全血献血へ。

 

献血ベッドに横たわる前には用意されてる紙パックのお茶を摂取して入念な水分補給。とにかく水分補給ってどのスタッフさんにも言われました。重要です水分補給。

 

献血ベッドに横になっていよいよ献血開始です。すべてのベットにTVが設置されていて、チャンネルは自由に選べます。呑気にNEWS every.観てました。とにかく血管が細い私の場合は血管が少しでも出やすくなるように、お湯の入った袋を右手で握って腕の下にもセットして、針を入れてもらいます。噂に聞いたとおり献血の針本当に太い。「0.5ミリのシャーペンの先より太いんじゃ?」って印象だったので、流石に少し怖かったですが一発で成功!!

血液が正常に吸い上げられていることを確認してもらうと針とチューブをテープで固定されます。隣で機械がグルグル回って、私の血液が約15分かけて吸われていきます……。不思議な気分でした。看護師さんはずっと横にいてくれるので、雑談したり、低血圧を起こさないように足首回してねって声をかけたりしてくれてました。体感時間は長かったかなあ。

 

400mlからカウントダウンが始まった機械に表示されてる数字がゼロになった所で献血終了。手際よくチューブを片付けて針を抜いていただきます。止血の絆創膏を貼ってもらって、キツく包帯を巻かれます。ぐるぐる巻きです。傷口が通常の採血よりも大きいから最低2時間は包帯しておかなきゃならないそうです。これは長袖じゃないとパッと見心配されるなあと感じたので、夏も長袖の羽織が必須だなあと学びました。

献血終了後は脱水状態みたいなものだから水分を積極的に摂取すること、気分が悪くなったらその場でしゃがみこむこと、電車待ってる時とか特に危ないから気をつけてね!!」と看護師さんから注意を受けてから、待合室に戻ります。カルテを受付に返却するとアイスのスプーンを貰えました。献血の後は無料でアイス!!

 

f:id:sh0w51:20171023180004j:image

バニラ・チョコレート・ストロベリーの中から好きな味を1つ選んで休息タイム。お菓子もありました。久しぶりに食べたうまい棒美味しかった。献血最高だな〜。

スタッフさんから番号を呼ばれて、その場でWeb会員登録をタブレットで行って、献血カードを受け取って終了。今回足を運んだ有楽町は献血ルームの中でも特に混み合う場所ということで、また来る時は予約もしてみてね、って仰ってました。次に400ml献血ができるのは約4ヶ月後、その日付が献血カードに印字されています。成分献血は3倍くらいの時間がかかるようだけど、今後チャレンジしてみようかなって思いました。

 

30分ほど座って休息が出来れば帰宅ができます。ロッカーから荷物取り出して、首から下げてた「献血初めてカード」を受付に返却してすべて終了です。

 

所要時間は初めてなのでいろんな登録がありましたがおよそ1時間強くらい。こんな感じならもっと早く行ってみればよかったな〜なんて思いながら電車に揺られて帰りました。有楽町駅で少し迷子になりかけたものの、めまいやふらつきが出ることはなく、こまめにお水を飲みながら無事に帰宅しました。

 

約10日後、自宅に採血の検査結果のハガキが届きました。会社の健康診断では20代は採血無しだったので、献血するだけで無料で検査してもらえてラッキーだなあ、なんて思いました。

 

以上で私の初めての献血経験談は終わりです。ほんの少しの時間で、誰かの命を救えるかもしれない献血。少しでも興味がある人は気軽に献血ルームに足を運んでみてはいかがでしょうか。

拙い文章でしたが、最後まで目を通してくださった方がいらっしゃれば嬉しいです。ありがとうございました。